機動戦士Ζガンダム-星を継ぐ者-(やっと観れた)


公開終わりそうだったんで結局一人で観に行きました(^^;)
ここではTV版と比較した感想をば。
 
まずは映像。「デジタル処理で新旧カットが融合!」と書いてあったのでてっきり旧作カットがキレイになってると思いきや、実際は新作カットをエイジングで劣化させただけというオチ。20年前の、しかもTV用のフィルムを大スクリーンで見るワケだから、画素荒すぎ。ジブリアニメなんかを見慣れていると面食らう。
それでも戦闘シーンはまだいい。問題は人物のシーン。
恩田尚之も20年で作風が変わってしまったのか、カミーユGANTZのキャラになってました(実際恩田も自身のBlogで降板したがってたけど)
せめて北爪宏幸にやらせれば…
これなら全カットを書き下ろすか、それがキツけりゃ旧カットのみで構成した方が良かったなぁ…。
 
次に構成。時間的制約がキツい割には主要なエピソードは消化出来ていたように思う。
ただカミーユの性格が垣間見える序盤のエピソードが丸々端折られてたのはちょっと…特にジェリドとの絡みは一瞬の回想のみなので、TV版見てない人は全く因縁を感じられないと思う。ファなんて序盤の絡みが全くないから顔見知り?程度の印象しか残らないような(^^;)
でも一番割りを食らってるのはライラ大尉だろう。
エマ中尉がノーパソの映像で簡単に30バンチ事件を信じちゃうせいで出番が激減。勿論シャワーシーンもカット。なんかちょっといい女くらいの印象しか残さずに死んじゃった。
 
声優はハヤト、カツ、ファなどが変わってますが、今作では特に違和感は無かったです(みんなさほど喋ってないし…)
ただ…変わってないはずのシロッコが一番違和感あったような…。
次回作では池脇千鶴、ゆかななど人気声優も出演との事で期待。
 
Gacktの歌は…有線で散々聴いたので、もう違和感は感じなくなりました。
上映前に館内放送で鮎川麻弥の歌も流れてたし。
 
初見の人もそれなりに楽しめると思うけど、やはりTV版を知ってた方が理解しやすいと思う(つーかもしDenimが初見だったら理解できたかどうか…)