ヲタ入門書!?

最近無味乾燥な技術書ばかり読んで“コッチ”の業界のことに疎くなっていたので、久々に購読。

日経 characters ! (キャラクターズ) 2006年 08月号 [雑誌]

何の気無しに買ったけど、実は一般人がヲタカルチャーを理解する教材になりうる内容っぽかったからちょっと紹介。
まず「1stガンダム」のストーリーダイジェスト＆ヒット舞台裏。
ガンダムネタはもう英語と並ぶコミュニケーションツールともいえます。
様々なシリーズが展開され、年代を問わず愛されているガンダム…。
その中でも1stを抑えておけば、他のシリーズへの理解も容易になるし、ひいてはロボットアニメ全般への理解も早くなるというもんです。
　
次に「男が萌える美少女キャラ」特集
アニメ・漫画・ゲームなどのヒロインを、もはや一般語と化してる感のある「ツンデレ」「メガネっ娘」などの所謂“属性”で分析しようという企画。
ちょっとアカデミックな文体ですが、Denim的には結構突っ込みどころ満載だったり。
登場作品の多く、特にギャルゲに関しては古典的なタイトルばっかりなので、プレイしとけばその筋（？）との会話もある程度弾むでしょう。
　
そして「女が萌える男性キャラ」特集
これはちょっと特異な企画かもしれない。
女性キャラ同様、「ツンデレ」「ヘタレ」「俺様」「鬼畜」などの“属性”で分析。
「学園ヘヴン」とか「アンジェリーク」とか「最遊記」とかそっち系のキャラばかりかと思いきや、“ヤムチャ”や“ジャイアン”なども分析対象。
キャラの人間関係よりも個人の性格に絞った記述なのでBLの苦手なお子様でも安心です（笑）
しょこたんのコメントもあるよ。
　
そんで「攻殻機動隊」特集
こーゆーのは普通のイケメンの方とかもご覧になるみたいですが、これから攻殻初めから観ようと思う人にはいい特集かも。
ちなみに私は小学生の頃士郎正宗の原作読んだけど、書き込み多すぎてよく分からなかった記憶があります。。
　
付録が「コミケ満喫Book」
コミケのルールとかメシ屋情報とか周辺ガイドとか。
普通にお台場デートガイドブックにもなるスグレモノ。
　
ちなみにDenimは普通の娘と何度かコミケ行きましたが…うーん、純粋にコミケを楽しむなら辞めたほうがいいです。
列とか並ぶわけにもいかんし…。
てか今年は行けるのかも怪しくなってきたし(^^;)
　
そんなこんなで、「ガンダム」「属性」「コミケ」など、基本キーワードをやさしく学べるこの一冊！
今更電車男ブームに乗っかろうという横井庄一もびっくりな化石人間や、彼氏の会話の98%がナメック語にしか聞こえないとお嘆きの淑女も、ZEHI!